代表紹介&組織について
代表紹介:村井通子 柏市在住。美容室ありす・シェアサロンありすオーナー 美容師歴30年以上。 都内美容室、化粧品メーカー研究所勤務後、平成7年大津ヶ丘にて美容室ありすを開店。
へアドネーション(JHDAC)賛同美容室・ikus.医療美容ケア研究会所属 ・管理美容師・毛髪診断士資格取得 ・福祉理美容師 ・メデイカルメイクアップアドバイザー(MMA)
10数年前から、お客様やお客様のご家族の方の中にがん患者の方が増加したことから、病気や医療用ウイッグの勉強をし、本格的に医療ウイッグの取扱いや外見ケアなど患者さんのサポートを開始するととともに団体を設立した。
多くの患者さんに接するうちに、深い悩みをひとりで抱えている方が多く「不安や思いを話す場」を望む声が多いことから、「女性がん患者同士が安心して話せる場所」の提供を開始した。
組織について
病気になっても自分らしく生きようとする女性のために、ひとりで抱えている「女性にしかわからない悩み」を分かち合う場所、安心して情報交換が出来る場所を提供する活動を行っています。
悩みや不安…同じ治療をしている患者同士で話したいこと
- 家族や友人・職場の人に病気の事をどう伝えるか
- 家族との向き合い方
- 担当医との関係、いきづまってしまったときの解決方法
- がん告知を受けた後や手術を終えた後も続く長い治療のこと、再発の不安
- 副作用の悩み、脱毛やウイッグのこと、手足のしびれや口内炎などの悩み
- 結婚、婚活
- 遺伝子検査
- がんとお金の問題 医療費と生活費
- サプリや漢方のこと
- 職場、仕事・・・・他
乳がん・婦人科系がん患者の悩みは、答えを早く決めなければならないことが多いこと
- 部分切除にするのか?or全摘にするのか?
- 薬物療法を先にするのか?後にするのか?
- ホルモン療法はするのか?しないのか?
- 妊娠や出産はできるのか?あきらめるのか?
- ほかの病院でセカンドオピニオンは必要か?
- 何を選べばが正しいかはわからない。
- 時間に限りがあるので早く答えを出さなければならない
- どうしたら後悔をしないのかは決められない
- 子どもにとって母親の私は1人しかいない
このようにひとりで抱える悩みは深く、そして早くその答えを出さなければならないことが多い
だから…「患者同士がリアルに出会える場」として必要とされる茶話会
「同じ病気の人の話が聞きたかった」 「安心して自分の悩みや不安を話す場所が欲しかったです」 「ネットに書かれていることが本当のことかどうかわからないから、実際に同じ病気の人に会いたい」 「病院には自分の母親くらいの年齢の人が多く、もっと自分と同じくらいの年の人と話をしたい」
今後ウイメンズブレイクタイムに求められていることーアンケート結果ー
- 身近な場所で開催してほしい、病気なので遠くへは行けない。
- 少人数で、同じ病気の方の、治療、食事、生活などについて話が聞きたい。
- 仕事しているので休日に開催してほしい。
- 子どもを連れて参加したい。
ウイメンズブレイクタイムが目指すコニュニティー
- 同じがん、症状の方、同世代同士で茶話会を開催できるようにしていく。
- 安心して何でも話せる場、聞ける場の雰囲気つくり
- 家族にも安心して「行ってらっしゃい」と送り出してもらえる茶話会
- 少しでも笑顔になれるようようなイベントの企画・開催
「自分はひとりではないんだ」ということに気付いていただき、治療に対して前向きになっていただくこと。病気を経験された方が、新たな患者さんを支える「ピアサポーター」の体制を整えることにより、医療者や家族ではない「思いと経験を共有するもの同士」のつながりやその経験こそが他の方の支えになることに気が付いていただきたい。
これまでの活動
- 27年12月~28年12月まで、自宅開放し茶話会及びイベントを開催。
- 28年から柏市市民団体として登録。社会福祉協議会の福祉団体として助成金を得て活動。
- 30年から柏市市民公益団体として助成金を得て活動。 協力 柏社会協議会、柏公益活動サポートセンター、パルシステム千葉、MMA(メデイカルメイクアップアソシエーション)、太陽油脂
- 団体の活動の取材など(柏市民新聞、東葛毎日)
これまで開催した茶話会やイベント
「乳がん・婦人科系がん患者の茶話会」 「ビューテイーレッスン&食の話」 「若年性乳がんの茶話会」 「乳房再建のお話しの会」 「茶話会とタオルを使ってケア帽子作り」 「乳がん・婦人科系がん患者の茶話会と煎茶の体験」 「乳がん・婦人科系がん患者の茶話会とラテアート体験」ほか
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