乳がん・婦人科系がん患者の茶話会2016.1.

参加者の声

~お茶会に参加して~わたしが乳がんを告知されたのは15年1月。それからまるでジェットコースターにのってるみたいに次から次へ、ひとつずつ難題を乗り越えてきた昨年一年間でした。仕事を休むことなく職場へすぐに復帰しフルに働いて家事と両立してきました。主治医の先生や周りの協力なくしてはここまでこれなかったと感謝するものの、自分の内に秘めた孤独や悲しみが溢れてくることもありました。そんな時は、’同じ立場の人はどんなふうに過ごしているのかな”とふと思うこともありました。そんな時、がん患者どうしコミュニケーションをとるグループと孤独に闘病するグループではコミュニケーションとったグループのほうが治癒率が高かったという外国での臨床論文を読みました。やはり悩みは外に吐き出して解決したほうが心が軽くなるからなんだなと納得しました。 現在ではコミュニケーションといってもネットを通してのものもありますので10年前と比べさほど差が無くなっているとはいうものの、自分が1月にエピテーゼのお茶会に参加してみて、つらい立場にいる方が笑顔で過ごされているのを見て、とても励まされ力が湧いてきました。同じがんを患った方にお会いし、お話をしてみてとても気持ちが楽になりました。いまわたしは1日1日を大切にして感謝の気持ちで過ごすことができています。朝目覚めて、感謝して1日頑張って夜に眠る。その事がしあわせなのだと思っています。一生の終わりに残せるものは人に与えたもの。……財産ではない。ならば精一杯仕事をしながら人の役にたてればと思い毎日研鑽を積み皆さんの健康のためお返しできればと医療職のはしくれのわたしはそう思っています。皆さんも是非がん患者どうしの良好なコミュニティーを持ち、自分の心を明るくして過ごされて欲しいなと思います。来年もまた桜が見られますように。
40代